知り合いの不動産屋に家の査定は意味がないって言われたけどどうして?

家を売る際にいくらくらいで売れそうなのか?最近ではインターネットを利用した一括査定を利用して複数の業者に査定依頼する人が多いのですが、中には、不動産会社に来店して査定してもらう人も多くいます。特に50代60代などはインターネットを利用したサービスを警戒する人も少なくありませんので、一括査定が便利なサービスである事はわかっていてもイマイチ信用できず、直接来店している訳です。

そんな方が多く来店する不動産会社に行って、家 売る 一括査定の話を聞いてみたとしたら、不動産会社は「意味がない」と答えそうですよね?

不動産会社が家の一括査定は「意味がない」という理由は何?

すべての不動産会社が同じように言うわけではありませんが、会社によっては来店した人に対して、一括査定を否定することがよくあります。

一括査定は価格が1割~2割高く査定される傾向があるから、実際に売却できる価格よりも高く設定されている!その金額では売れない!など色々と一括査定について否定的な意見を言うようです。

しかし、よく調べてみると、一括査定を否定していた会社も一括査定サイトに登録して査定を行っていたりします。なぜ「意味が無い」と言いながら提携しているのか?

実は、お客さんの現在の状況によって使い分けをしているんです。

一括査定を利用しているお客さんは、一括査定を利用しているとわかっているので、業者からすると、仲介を依頼する候補の一つに現状では挙がっているという判断で、どうやって売主と契約を結ぶかを考えます。査定価格と根拠、対応などで契約を結べるようにします。

では来店したお客さんを考えてみましょう。話を聞いてみないとわかりませんが、一括査定を利用しておらず、売却を検討しているので、とりあえず話を聞きにきたとします。この場合、まだライバルとなる業者が存在しないので、自社の良さをアピールすると同時に、他社への選択肢を潰すように動くと思います。もしお客さんに一括査定について聞かれたとしても、否定的な意見を植え付けることで他社への流入を防ぐことができる状態です。

何の仕事でもそうですが、利益の為には他社へ流れないように誘導する必要があります。

不動産会社は売主と媒介契約を結んで仲介することで手数料が入ります。契約しない事には利益にならないので、自ら競合が増える行動には絶対にでません。

家の査定は意味が無い訳ではない!意味がある使い方をする事が大事

一括査定を利用すると、1割~2割程度、契約するために査定価格がUPすると言われるので、意味が無いという考えに至るのはちょっともったいない話しです。もし1割~2割UPしているなら、その分を考慮して自分で査定額を計算すればよくないですか?

上がっているなら適正な価格に自分で戻してあげればよいだけですね。

ただし、他の商品を売る際と感覚が違う部分があるので、理解はしておく必要があります。通常何か商品を売る際、例えば、CMでも流れているブランディアの様にブランド品を売る場合などはブランド買取のショップや宅配により査定してもらい、価格が納得できればその査定価格で売りますよね?この場合、買ってくれるのはブランドショップです。

しかし、不動産売却査定の場合、不動産会社が提示した査定価格はあくまで「これくらいでなら売れそう」という価格です。ブランド品の査定価格は売却前提の話ですが、不動産の場合は、不動産会社が購入する訳ではなく、仲介した買主が購入するので、査定額で売れる訳ではありません。

査定額はこれまでの取引事例や相場から提示した額ですので、必ず査定額で売れると思ってはいけませんし、買主が違えば、売買価格も異なります。3500万円で売れればいいやと思っていても、買主が4000万円で買いたいと思えば4000万円で売れます。

査定価格で売れるわけではいので意味が無いと考える事はできますが、相場にそって提示された査定額は、売却する上で参考になります。あきらかに相場と離れた価格の場合は意味が無いかもしれませんが...使い方、考え方で意味があるものとなります。

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